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2009年05月31日

秋葉原再訪と国宝阿修羅展(16)

 昨日、約1年ぶりに秋葉原に行ってきました。例の殺人事件から約1年経過したのですが、あの記憶がいまだ生々しく一人で行く自信がないので、友人に「引率」していただきました。

 なんとか秋葉原を歩くことができ、少し自信がついたかな。ありがとうございました、Sさん。

 その後、上野に移動して、今話題の「阿修羅展」に行ってきました。会場の東京国立博物館平成館に近づくと、なんと行列が!

Waiting_Raw_for_Ashura.jpg

 「70分待ちです」という係員の札にちょっと引きながらも、Sさんとその列に並びました。並んでいる最中に、ちょっと「ヲタク話(工業数学の話)で、盛り上がって、当初の予定通り(?)、約70分程度待ってから会場へ入って行きました。

 折角だから、女優の黒木瞳さんが耳元で囁いてくれる(^^)/、音声ガイドを500円で借りて、その解説を聞きながら、館内を巡って行きます。

 今回の阿修羅展は、奈良の興福寺のある、ほとんどの彫像を東京まで運び、展示してあります。

 仏教で言うところの、八部衆(インドで古くから信じられてきた異教の八つの神を集めて、仏教を保護し、仏に捧げ物をする役目を与えられた)、と十大弟子(仏陀の1250人の直弟子のうち、中でも優秀な10人の高弟)の像が、ガラス張りの箱に閉じこめられることなく、見ることができます。例えば、横とか背中とかを見ることが出来るんですよね。これはちょっとびっくりしました。

 70分待ちという待ち時間があるのは、おそらく、展示物がガラスなどで守られていないため、一度に入れる人数を制限している為でしょう。でも、それが故に、「思い切った」展示ができるのだと思います。

 クライマックスは、なんといっても阿修羅像です。直径10m程度の丸い台の上に置かれ、ガラスなどで保護されないまま、凛とした姿で立っています。その回りに、見学者が十重二十重に取り巻いて、阿修羅像の丸い台の回りをぐるっと回っています。つまり阿修羅像を360度堪能できるんです。

Poster_of_Ashura.jpg

 顔が三つあって、手が六本ある人間離れした像ですが、なぜか不思議と人間に見えます。また後ろから見た時に、結構腰の部分がくびれているのに気づき、なんとも女性的な趣もありました。
 ちょっと不思議な感覚です。

 その阿修羅像を見た後に待ちかまえていたのは、「木造四天王立像」。高さ2m近い像が4つ、まさに仏様を守るように立っています。迫力ありましたね。これもガラスなどで保護されていないので、横、後ろも見ることができます。
 造形も素晴らしく、鎧の模様も残っていて、とても素晴らしいものでした。

 そして、「木造薬王・薬上菩薩立像」。3m60cmもある巨大な菩薩像です。迫力ありましたね。

 いやー、大満足でした。

 現在興福寺は、江戸時代に焼失し、再建はされたものの、結局は解体されてしまった「中金堂」の再建を、創建1300年にあたる2010年から進めるとのことです。

中金堂再建勧進のお願い

 完成予定は2015年だそうですから、その時は興福寺にいって、これらの仏像を再度見てみたいものです。

 久々にこの手の展示会に行きましたが、とても満足して帰ってきました。たまには良いですね。こういう所に行くのも。

 上野では、まだまだ展示会が続いていて、次は、「大恐竜展」を見にゆこうかな。

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